CW@超時空迷子一行の軌跡〜記憶喪失は叩いて直せ〜
「これからどこへ行くんだ?」
おぼろ丸が滝夜叉丸に尋ねた。
「ああ、時空の迷子亭のことも忘れていたんだったな」
「時空の迷子亭……?」
「そうだ、時空の迷子亭だ。昨日も話しただろ?」
昨夜、彼らはおぼろ丸に今までの冒険譚を聞かせていたのである。その中に時空の迷子亭のことも出ていたはずだ。
「ああ、そういえば。ぼろいけどいい宿だっていう……ヒイロは2つ目の我が家って言ってたな」
「うん、確かに我が家だね。じゃあ、帰ろうか」
やや駆け足気味に家路を急いだ結果、時空の迷子亭に戻ったのは翌朝のことだった。
「ただいま帰りました」
(ここが時空の迷子亭……)
おぼろ丸の脳裏に、懐かしい何かがよぎる。
(確かにぼろいけどこの感じは懐かしいな……。やはり俺も以前ここにいたんだろうか?)
そんなことを考えていたおぼろ丸に、宿の娘さんが話しかけてきた。
「お帰りなさい! あら、おぼろ丸さん、その頭どうしたんですか?」
「何かわけありのようだな」
カウンターでグラスを拭いていた親父が何かを察したのか、視線をこちらに向けてくる。
「ああ、そうなんだよ。実はさ……」
ヒイロが今までの説明を始めた。
「…………」
「そうか……おぼろ丸が記憶喪失に……」
「あれ? 親父、あんまり驚かないんだな」
エッジが多少つまらなそうに呟く。
「ああ、長年宿をやっていると時々いるんだ、こういう奴が。まあ一部だけっていうのは珍しいが」
「やっぱり珍しいか。……娘さん、大丈夫?」
呆然としていた娘におぼろ丸が心配そうな視線を向ける。
「……あ。え、えーと、ところでおぼろ丸さんの記憶はまだ戻っていませんの?」
「残念ながら、な」
八左ヱ門が首を横に振ると、娘は落胆したような表情になった。
しかし、娘はきっと顔を上げるとすがる様な目でおぼろ丸に問い詰める。
「おぼろ丸さん……私たちのこと、ちょっとだけでも覚えていませんか?」
「いや、全然……」
(あれ、この人……ひょっとして俺のこと……?)
内心で淡い期待を寄せていると、親父もやけに真剣な表情でおぼろ丸に尋ねた。
「この宿に見覚えはあるか?(あと、お前のツケは?)」
「それはさっき俺たちが聞いたよ。無駄だったけどな」
ヒイロが代わりに答える。
「困りましたねぇ(一昨日貸した私の250sp(;ω;)」
そんな欲望など知る由もなく彼らはおぼろ丸の記憶を取り戻す方法を考える。
「記憶を取り戻すにはどうすればいい? ショック療法っていうのを聞いたことがあるけど……」
「 そ れ は や め て く れ 」
即答だった。
ヒイロは少し残念そうな様子でしぶしぶとハンマーを荷物袋にしまいこんだ。
その後もいろいろな案が出されたが、どれも効果がありそうには思えない。
「それに仮に何か出たとしても今すぐは無理だろうな。今日はもう日も暮れて遅」
「駄目だ!(ツケ!)」
「そうよ!(私の250sp!)」
カッと背後に雷を光らせて、宿の親子は同時に叫ぶ。
「じ、じゃあ、どうすればいいんだよ?」
気圧されながらも意見を促した。
「む……そうだな」
親父はしばし考え込む。
今日はもう限界なのでこの辺りで。
おぼろ丸が滝夜叉丸に尋ねた。
「ああ、時空の迷子亭のことも忘れていたんだったな」
「時空の迷子亭……?」
「そうだ、時空の迷子亭だ。昨日も話しただろ?」
昨夜、彼らはおぼろ丸に今までの冒険譚を聞かせていたのである。その中に時空の迷子亭のことも出ていたはずだ。
「ああ、そういえば。ぼろいけどいい宿だっていう……ヒイロは2つ目の我が家って言ってたな」
「うん、確かに我が家だね。じゃあ、帰ろうか」
やや駆け足気味に家路を急いだ結果、時空の迷子亭に戻ったのは翌朝のことだった。
「ただいま帰りました」
(ここが時空の迷子亭……)
おぼろ丸の脳裏に、懐かしい何かがよぎる。
(確かにぼろいけどこの感じは懐かしいな……。やはり俺も以前ここにいたんだろうか?)
そんなことを考えていたおぼろ丸に、宿の娘さんが話しかけてきた。
「お帰りなさい! あら、おぼろ丸さん、その頭どうしたんですか?」
「何かわけありのようだな」
カウンターでグラスを拭いていた親父が何かを察したのか、視線をこちらに向けてくる。
「ああ、そうなんだよ。実はさ……」
ヒイロが今までの説明を始めた。
「…………」
「そうか……おぼろ丸が記憶喪失に……」
「あれ? 親父、あんまり驚かないんだな」
エッジが多少つまらなそうに呟く。
「ああ、長年宿をやっていると時々いるんだ、こういう奴が。まあ一部だけっていうのは珍しいが」
「やっぱり珍しいか。……娘さん、大丈夫?」
呆然としていた娘におぼろ丸が心配そうな視線を向ける。
「……あ。え、えーと、ところでおぼろ丸さんの記憶はまだ戻っていませんの?」
「残念ながら、な」
八左ヱ門が首を横に振ると、娘は落胆したような表情になった。
しかし、娘はきっと顔を上げるとすがる様な目でおぼろ丸に問い詰める。
「おぼろ丸さん……私たちのこと、ちょっとだけでも覚えていませんか?」
「いや、全然……」
(あれ、この人……ひょっとして俺のこと……?)
内心で淡い期待を寄せていると、親父もやけに真剣な表情でおぼろ丸に尋ねた。
「この宿に見覚えはあるか?(あと、お前のツケは?)」
「それはさっき俺たちが聞いたよ。無駄だったけどな」
ヒイロが代わりに答える。
「困りましたねぇ(一昨日貸した私の250sp(;ω;)」
そんな欲望など知る由もなく彼らはおぼろ丸の記憶を取り戻す方法を考える。
「記憶を取り戻すにはどうすればいい? ショック療法っていうのを聞いたことがあるけど……」
「 そ れ は や め て く れ 」
即答だった。
ヒイロは少し残念そうな様子でしぶしぶとハンマーを荷物袋にしまいこんだ。
その後もいろいろな案が出されたが、どれも効果がありそうには思えない。
「それに仮に何か出たとしても今すぐは無理だろうな。今日はもう日も暮れて遅」
「駄目だ!(ツケ!)」
「そうよ!(私の250sp!)」
カッと背後に雷を光らせて、宿の親子は同時に叫ぶ。
「じ、じゃあ、どうすればいいんだよ?」
気圧されながらも意見を促した。
「む……そうだな」
親父はしばし考え込む。
今日はもう限界なのでこの辺りで。
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あとあおボンのGURI【バトン】アナロバツン 特定の人ここに参上、俺の嫁ありがとうぉ!!
バトンは確かにいただきました。
用件のみですみません……折角だから私物紛れこませにでもしろボン描いときます。
四月一日